裁判長だったら

人であるかどうかの番人

判決を下すのには、どれだけの重みがあるのだろうか。

裁判を傍聴したことがないから

ドラマのイメージでしかない。

 

犯罪を犯す人は多種多様な理由がある。

嫉妬・憎悪・恨みなどなど。

免罪もあれば冤罪も、刑事も民事も。

 

これは犯罪!と明確に分かればいいけれど

そうもいかないこともある。

法律という判断基準はあるけれど

犯罪を犯すのは感情をもった人。

判決を下すのも感情をもった人。

様々な感情が重なった犯罪では

どんな基準が有るんだろう。

自動販売機でどのジュース買おうかなーとではワケが違う。

感情に左右されず

冷静に判断をする時には冷酷に残酷な判決を下さないいけない。

 

中立な傾聴。

裁判長は常に話を聞く。

弁護士や検事の話から

犯罪の背景にある出来事などを

中立な立場で聞かないといけない。

感情で揺れ動いてしまったら

裁判官失格だ。

 

話を聞いていると

今までの自身の経験から

物をいいたくなるが

ぐっとこらえないといけない。

自身の経験に基づいてもいけない。

誰一人として同じ人がいないのに

何一つとして同じ犯罪がないから

思い込みで勝手に判断しちゃいけない。

 

これにいたっては

日常生活においても同じ事が言える。

ついつい判断したくなってしまう事があるけれど

ぐっと抑えて

ぐぐぐっっっっっと抑えて

人と接することができれば

お互いにいい人間関係を築ける。

 

中立な立場で傾聴する。

対面の時であったとしても。

ファッションリーダーの立場だったら

開放者的な存在

ファッションリーダーとは

 

fashion leader

ファッションとは「作られた物」が原義であり、そこから「流行」になり、今日のように服装や髪型を統合したある種のスタイルを表現する語となった。よって、ファッションの流行を作り出す人のこと。

引用:はてなキーワード

 

との事。

 

ネットで調べてみると

梨花さん、きゃりーぱみゅぱみゅさんなどの名前があがる。

 

ちなみに男性は木村拓哉さんみたい。

 

彼女たちは綺麗で可愛いという存在でありながら、

時代のニーズを先取りしていた存在なんじゃないだろうか。

もともとそういうファッションの欲求をみんなが持っていたのに、

認知されない、もしくは表現できなかったんじゃないだろうか。

広く世の人の目に止まる芸能人がそれを体現して

みんなの注目を集めた。

 

その欲求を開放してあげた存在。

だから流行をつくりあげた。

 

彼女たちの生き方に共感して真似るというのは

彼女達が自分の生きる道を決めて、

自分という存在を素直に表現できている姿勢に

憧れを抱く人が多いからなのかもしれない。

 

思春期の英語がネイティブっぽいとからかわれた経験などから

自己表現ができなくなる事が積み重なって

自分に素直になれない。

そんな思いや経験を抱く人に

あんな風に生きていいんだと

道を照らしているような気がする。

 

しれっとどや顔

ファッションもそうだけど

自己表現をすることに怯えていたんじゃ

意識高い系は務まらない。

 

私は私。

コレが私。

 

という気持ちを全面にもたないといけない。

別にいけないわけじゃないけど。

 

でも人の目をちょっと気にする。

流行なんて追わねーとか言いつつ

雑誌を読んで気になったりする。

 

ファッションリーダーになったとしたら

「別に流行をつくろうとか思ってたわけじゃなくて、

自分という存在を追って表現していたら

たまたま時代が追い付いてきただけ。

時代が俺の存在を待ってたんだよ」

 とか言っちゃうんだろうな。

冷静な顔していいながら、

内心は超どや顔。

 

流行には乗らず

自分をつくる。

いつだって周りの目を気にせず

いつまでも自己表現を楽しむ。

 

空気清浄機の立場だったら

空気は読まない

花粉のシーズンになったら軒並み重宝される空気清浄機。

その名の通り部屋の空気をろ過して、綺麗にする。

 

ただ、人間と違って空気は読まない。

周りで、すかしっぺをした人がいたとしたら

ゔぉぉぉぉぉぉと急速浄化モードに突入する。

えっなんで空気清浄機が猛烈に稼働しはじめたの?

と疑問に思われたら最後。

犯人探しが始まる・・・・

 

いや体験談じゃないです。

 

空気清浄機の仕組みは分からないけど

部屋で焼き肉をしたらもちろん作動する。

料理をしても作動する。

機械だけあって、匂いの判断は付かない。

食欲をそそる匂いにも、鼻をつきさす臭いにも反応する。

 

この臭いの楽しさが分かれば一緒にご飯を食べたいところだけれど

そうもいかない。

食う気がない・・・・うまくない。

 

空気を読まない空気清浄機は

空気がそもそも分からない。

 

 

 

空気はつくるものだ

意識高い系になると

空気は読まない。

空気は吸うものでもない。

 

空気はつくるものだーと

会議の場を一新してやろうと

意気込む。

しかし、自分の脳内会議では

否決される。

 

意思はあるが、勇気がない。

靴は履いてるのに、一歩が出ない。

革新したけど、確信がない。

 

空気清浄機さんに申し訳なくなる、

空気清浄機さんは空気を綺麗にしてくれる。

言ってしまえば、

汚い空気を綺麗な空気に作り替えてくれる。

そう、実際に空気を作っている存在。

 

社会を変えちゃうような偉人は

たいてい空気は読まず行動してきた。

 

社会を変えられない凡人は

空気を読むどころか空気みたいになっていた。

なくてはならない存在ってことじゃなくて

無色透明ってこと。

 

空気を読むって事は周りの目を気にするってこと。

周りの目をきにせず、自分の意思のまま行動する人が

空気をつくる。

 

汚れた空気を綺麗にする。

魔法少女の立場だったら

願いを1つ叶える変わりに魔法少女になる

ちょい前に魔法少女まどかマギカが流行った。

見てないし、内容は聞いただけだから違いがあるかもしれない。

今回はその中の一人の魔法少女「さやか」の立場だったらと考える。

ちなみにさやかは

 

まどかと共に魔法少女の世界に足を踏み入れる。幼馴染上条恭介に一途な想いを寄せており、治療不可能な怪我によってバイオリン奏者になる夢を絶たれた恭介を救うため、巴マミの死後、恭介の腕の治癒を願ってキュゥべえと契約、魔法少女となる。だが、生前のマミからは、自分の願いを他者の願いを叶えるために使うことの危うさを指摘されており、やがてその指摘通りの問題に直面することになる。

引用:Wikipedia

 

という人。

 

欲望に蓋をした。

見て見ぬ振りをして、分からないいまま終わった。

 

恋は盲目。

というが、彼女の行動はそれの極みだ。

彼女の望みは

「彼にバイオリンを弾けるようになってもらう事」

ではなく

「彼と一生を供にする」

であったはず。

一生、とまではいかないかもしれないが、恋人のような関係でいたかったはず。

「バイオリンを弾けるようになること」は

彼の願いであって彼女の願いではない。

 

自分の欲望を素直に表現できなかったんじゃないか。

 

ただ自分の欲望を言ってしまえば、必ず批判はくる。非難も言われる。

これに耐えられないから、素直になれない。

弱い自分を人に知られたくない一心で、必死に強い振りをして、弱さを前に出せない。

無くなるのが恐いし、離れるのも恐い。手放すことも恐い。

だから言わない。

言わないだけならまだいいかもしれないが、

1番やっかいなのは弱さや欲望があるのにも関わらず、

こんなの自分じゃないと蓋をしてしまうこと。

いつまで経っても自分の事が分からず終わる。

 

 

自分の気持ちに蓋をしていたからこそ、

見て見ぬ振りをして、分からないまま。

自分は本当は何が望みなのか分からないまま、

自分の舵を相手に委ねてしまった。

 

聞いた話だと彼女は彼のお見舞いに何度も行っていたらしい。

もしかしたら彼女は

「バイオリンを弾けるようになったら自分に振り向いてくれるはずだ」と

都合のいい解釈をしていたのかもしれない。

 

でもでもだけど

しかしながら彼女の行動は素晴らしい。

結果を見ていえば、彼女の選択は間違いだろう。

でも、彼女は「決断」をした。

この点に拍手したいんだよなー。

だって自分は決断をしたことがないから。

ずっとヒーローを待ってるだけ。

 

だから魔法少女になんてなれない。

 

なりたいでなれるわけがない。

決めたからなれるもの。

 

でも彼女のような魔法少女のなり方はしない。

 

自分の欲望を素直に表現することをする。

 

今日から意識高い魔法少女になる。

 

 

 

桃太郎の犬の立場だったら

ブラックとホワイト

ブラック企業とホワイト企業と社会では分かれる。

中身の差は個人差があるだろうけど

簡単に分類するなら「残業代が支払われる」かどうかだと感じる。

いわゆるサービス残業の有無だ。

 

自分が働いている会社は「残業代が支払われる」どうかで考えると

払われるから「ホワイト企業」寄りだ。

原則サービス残業は禁止とうたわれているが、闇の時間が存在するのも事実。

グレーゾーンがあるホワイト企業が正解だろうな。

 

桃太郎の犬って

昔話の桃太郎。

桃太郎と一緒に鬼の討伐へと向かう犬・猿・雉。

この3匹は「きびだんご」のみで鬼の討伐へと向かっている。

もし、桃太郎が企業で、3匹が従業員だとしたら

このきびだんごは給料にあたり、鬼の討伐は事業にあたる。

そう考えてみると、この給料は妥当なんだろうか。

 

意識高い桃太郎の犬だったら

野良犬としてさまようが、周りにいる野良犬とは一線を画した

特別な存在と思っている犬。

飼い犬なんてノンノン。

あいつらは、甘やかされ過ぎたチェリーボーイくらいの存在と

見下している。

孤高に生きることが、俺の生き様だと感じて止まない。

 

そう思っている中で桃太郎に出会う。

 

鬼の討伐?

ちょっと待って。

キタキタキタキタこれキタ!!

やっぱりこういうのに選ばれる存在なんだよね、自分。

鬼とかハードル高いけど、

出来ないなんて言わないよ。

 

えっ、報酬はきびだんご?

いやいやいやいや、格安でしょーそれはさすがに。

きびだんごって・・・だんごだよ?

スタバのフラペチーノとかちょっと心動くけど。

 

えっ、財宝?

あー先行投資ねー。

そうだよね。この鬼の討伐が世のため人のためになるんだよねー。

人のために働くとお金がもらえるってことねー。

だったらきびだんごでもいいかなー。

人のために頑張る俺ってかっこよくない??

 

よし、やったる!!!

 

でも危なくなったりしたらすぐ逃げるからね。

恐くなったらすぐ逃げるからね。

 

という感じなんじゃないだろうか。

人のためとか言い張って自分のためとは絶対に認めない。

私利私欲にまみれた価値観で動いているのに。

 

きびだんごで働かせた桃太郎の営業力欲しいなー。