桃太郎の犬の立場だったら

ブラックとホワイト

ブラック企業とホワイト企業と社会では分かれる。

中身の差は個人差があるだろうけど

簡単に分類するなら「残業代が支払われる」かどうかだと感じる。

いわゆるサービス残業の有無だ。

 

自分が働いている会社は「残業代が支払われる」どうかで考えると

払われるから「ホワイト企業」寄りだ。

原則サービス残業は禁止とうたわれているが、闇の時間が存在するのも事実。

グレーゾーンがあるホワイト企業が正解だろうな。

 

桃太郎の犬って

昔話の桃太郎。

桃太郎と一緒に鬼の討伐へと向かう犬・猿・雉。

この3匹は「きびだんご」のみで鬼の討伐へと向かっている。

もし、桃太郎が企業で、3匹が従業員だとしたら

このきびだんごは給料にあたり、鬼の討伐は事業にあたる。

そう考えてみると、この給料は妥当なんだろうか。

 

意識高い桃太郎の犬だったら

野良犬としてさまようが、周りにいる野良犬とは一線を画した

特別な存在と思っている犬。

飼い犬なんてノンノン。

あいつらは、甘やかされ過ぎたチェリーボーイくらいの存在と

見下している。

孤高に生きることが、俺の生き様だと感じて止まない。

 

そう思っている中で桃太郎に出会う。

 

鬼の討伐?

ちょっと待って。

キタキタキタキタこれキタ!!

やっぱりこういうのに選ばれる存在なんだよね、自分。

鬼とかハードル高いけど、

出来ないなんて言わないよ。

 

えっ、報酬はきびだんご?

いやいやいやいや、格安でしょーそれはさすがに。

きびだんごって・・・だんごだよ?

スタバのフラペチーノとかちょっと心動くけど。

 

えっ、財宝?

あー先行投資ねー。

そうだよね。この鬼の討伐が世のため人のためになるんだよねー。

人のために働くとお金がもらえるってことねー。

だったらきびだんごでもいいかなー。

人のために頑張る俺ってかっこよくない??

 

よし、やったる!!!

 

でも危なくなったりしたらすぐ逃げるからね。

恐くなったらすぐ逃げるからね。

 

という感じなんじゃないだろうか。

人のためとか言い張って自分のためとは絶対に認めない。

私利私欲にまみれた価値観で動いているのに。

 

きびだんごで働かせた桃太郎の営業力欲しいなー。