空気清浄機の立場だったら

空気は読まない

花粉のシーズンになったら軒並み重宝される空気清浄機。

その名の通り部屋の空気をろ過して、綺麗にする。

 

ただ、人間と違って空気は読まない。

周りで、すかしっぺをした人がいたとしたら

ゔぉぉぉぉぉぉと急速浄化モードに突入する。

えっなんで空気清浄機が猛烈に稼働しはじめたの?

と疑問に思われたら最後。

犯人探しが始まる・・・・

 

いや体験談じゃないです。

 

空気清浄機の仕組みは分からないけど

部屋で焼き肉をしたらもちろん作動する。

料理をしても作動する。

機械だけあって、匂いの判断は付かない。

食欲をそそる匂いにも、鼻をつきさす臭いにも反応する。

 

この臭いの楽しさが分かれば一緒にご飯を食べたいところだけれど

そうもいかない。

食う気がない・・・・うまくない。

 

空気を読まない空気清浄機は

空気がそもそも分からない。

 

 

 

空気はつくるものだ

意識高い系になると

空気は読まない。

空気は吸うものでもない。

 

空気はつくるものだーと

会議の場を一新してやろうと

意気込む。

しかし、自分の脳内会議では

否決される。

 

意思はあるが、勇気がない。

靴は履いてるのに、一歩が出ない。

革新したけど、確信がない。

 

空気清浄機さんに申し訳なくなる、

空気清浄機さんは空気を綺麗にしてくれる。

言ってしまえば、

汚い空気を綺麗な空気に作り替えてくれる。

そう、実際に空気を作っている存在。

 

社会を変えちゃうような偉人は

たいてい空気は読まず行動してきた。

 

社会を変えられない凡人は

空気を読むどころか空気みたいになっていた。

なくてはならない存在ってことじゃなくて

無色透明ってこと。

 

空気を読むって事は周りの目を気にするってこと。

周りの目をきにせず、自分の意思のまま行動する人が

空気をつくる。

 

汚れた空気を綺麗にする。